「トータス・スイッチマシン」の話をきっかけにして、DCCのコントローラとデコーダのコメントをたくさんいただきました。私もいろいろ教わって、皆さんに感謝しています。コメントが長くなって見にくくなってきたようなので、こちらで新しく話題を起こして、お話を続けていきたいと思います。よろしくお願いします。
雑誌を見ていると、デコーダも高度なものは列車の位置検出とか、デコーダからコントローラに応答を返す機能を持っているものも出てきているようです。このあたりはコントローラの選択を左右しそうな気もするのですが、よくわからないのでこれから学んでいきたいと思っています。
デコーダからコントローラへ応答を返す機能で実用化しているのは
D社のTranspondingだけですね。あれは、D社のシステムでしか通用しませんが、地上設備のみ整備すれば現行のシステムで実現できるという優れものだと思います。惜しむらくは、特許でしばってしまったことです。NMRAは特定の会社に利するものは採用しません。
それに対して、L社のRailComは、NMRAに採用されている大変優れた
システムですが、導入へのハードルが高すぎます。基本的に、地上設備は総入替と場合によっては、デコーダも入替する必要があります。これは、ようやく、日本でも ¥2,000-位で手に入るようになってきたデコーダが再び高価になってしまう可能性があります。
その点で、NMRAが採用しているからといって早々に普及するようには思えません。例の日立が開発している、ユビキタスチップですか?そのあたりの動向を見極めた方が賢明なようです。
D社のも、L社(NMRA)のものも列車検知についてはギャップを切るに事には変りはありませんからね。
投稿者 永末システム事務所 : 2004年01月31日 20:46
さっそくコメントをありがとうございました。
なるほど。キーワードは、Transponding と RailCom ですか。中身のことはこれらキーワードをもとに調べてみようと思います。どちらにしてもギャップが必要ということは、フィーダを付ける前に線路配置と合わせてよく考えておいた方がいいんでしょうね。
投稿者 taknom : 2004年01月31日 20:58
そうですね、例のユビキタスのようなものを使わない限り
ギャップは必要です。ただ、欧州でループコイルを
車輌に組み込むようなやつが製品化されていたと思いますね。
それで、DCCでもギャップを切って、在線検知をして
PCなりコマンドステーションにフィードバックする方式が
現在では主流です。勿論、どの列車が在線しているかどうかは、分かりません。
投稿者 永末システム事務所 : 2004年01月31日 21:27
こんにちは。車輌の位置検知はどれだけ必要性があるかどうかですよね・・車輌位置を使った信号システムまで発展させるか、大型クラブレイアウトぐらいでないと実際の利用方法が見えないのですが、何か他によい遊び方ってあるのでしょうか・・車輌を自動運転することが目的になるような遊び方でしょうか・・
永末さんが書かれているようにデジトラックスは独自路線を行く傾向があり、そのあたりがどうも引っかかるのです。その意味でこの規格の創始者でもあるレンツを支持したいというのが個人的思いです。
D101をテストしていて、高機能にはビックリするばかりです。昔の最上位機種といわれたシステムワンに近い機能を持っているばかりでなく、普及しやすいようにアナログパワーパックをつなげる機能まであるのですね。
タダちょっと気になる点もないわけではないので、その辺を含めてまた後でまとめてレポートします。
投稿者 air : 2004年02月01日 11:41
airさん こんにちは。
私もTranspondingについてはアメリカでも個人で大きなレイアウトとか、クラブレイアウトで同時に何列車も動かすような時には有用と思います。
日本ではクラブのモジュールレイアウト以外はとりあえず必要ないと思います。でも色々検討・研究の価値はありますね。
投稿者 Joke 機関車 : 2004年02月01日 12:16
こんばんは。
雑誌で新機能や位置検出の記事を見たので、興味を持っています。機能や使い方、遊び方など、どんなものなのか調べてみたいと思っています。
D101の使い勝手など、air さんの辛口のレポート(^^)も期待しています。
投稿者 taknom : 2004年02月01日 18:16
ところで、ちょっと話題が変わりますが、メーカ間のキャブの互換性はどうでしょうか。
例えば、D101を持っている時に、ディジトラックスのキャブはもちろん使えると思いますが、レンツやNCEのキャブをつないで使うことはできますでしょうか?
NCEのキャブはなかなかいいと伺ったので、D101につないで使えれば試してみたいと思っているのですが...
投稿者 taknom : 2004年02月01日 18:22
メーカ間のキャブ互換は"全くありません"が、
システム本体がD社の場合と、弊社(???)
の場合には、使えるアダプタは構想しています。
キャブには直接繋ぎませんが、他社のコマンドステーションから
出力されたDCC信号を読み取って、D社あるいは弊社(?)のキャブの信号に変換するような物にしようと思っています。
D101のアナログブリッジ機能と同様の発想です。
投稿者 永末システム事務所 : 2004年02月01日 18:28
さっそくの回答をありがとうございました。
DCCシステムを入手するときには、キャブ、コマンドステーション、ブースターを1社の製品で揃える必要があり、メーカ間の互換性があるのはコマンドステーションとデコーダの間と考えればいいでしょうか。
そうすると、D101を「戦略的に低価格」と言っておられたのもよく理解できます。D101につなぐキャブを買ってもらえば、次にシステムをアップグレードするときにも同一メーカになるはず...
個人のレイアウトでは問題にならないでしょうけれど、クラブの場合には、運転会に自分のキャブを持っていって使うには、クラブレイアウトとメーカを揃えておく必要があるということになりそうですね。
永末さんのコメントを拝見すると、何やら隠し球がありそうな感じですね。楽しみにしています。
投稿者 taknom : 2004年02月01日 18:43
DCCは基本的に、仕様の公開されたシステムなので
その気になればなんでもアリです。
ですから、投資コストは確かに重要ですが
スロットルの使い心地を最重視してもいいと思います。
あまり、ラジカルに考えすぎると1社統一みたいになって
つまらないような気がしています。
最も、私のようなガレージメーカはその辺のこだわりに対して
訴えていこうとしているわけです。
投稿者 永末システム事務所 : 2004年02月01日 19:43
なるほど。一般的に考えると条件がいろいろありそうですが、個人のレイアウトの場合は互換性についてはそう悩まなくてもいいですものね。基本機能や使い勝手の充実度と、新機能がどのていど必要か考えてみたいと思います。
投稿者 taknom : 2004年02月01日 20:53
話題が盛り上がっていますね。
D101を今日は色々いじっていたのですが、辛口の批評がしにくいぐらい良くできています。こんなに良くできて高機能なDCCエントリーモデルは無いです!まずこれを導入してから拡張という流れも十分に考慮されています。
Jump機能は個人が導入したときにボタン式ではないこのセットでもすぐに2列車運転を楽しめるなどよく考えられています。
直前に使っていたLocoを呼び出す機能がないようなので、その辺がちょっと使い勝手が悪いかなと思います。また、使用しているファンクションが表示されないのもちょっと使い勝手が悪く思えます。
ファンクションの設定で、各番号のLocoごとに、Fキーを押している間だけ動作するか、しないかが設定できないようなのはちょと不便かと思いました。現実に、F1にタイフォーンをセットした車輌があり、困ります。ちなみにLenzLH100+LZ100の組み合わせではそれぞれのアドレスごとに違う設定が出来ます。
Lenzデコーダーとの相性云々の話を聞いたのですが、今のところ古めのLE103などでも特に問題なくプログラムも動作もしています。そのうち動作確認したデコーダーをリストアップします。
まだまだ様々なシチエーションで使い込んでいないので良い点も悪い点も解りませんが、これからDCCをはじめてみたいという人にはかなりおすすめかも。
試したみたいテストとして、他の製品のブースター+リバースモジュールとしての動作確認などがあります。
話は変わりますが、パワーステーション(ブースター)などは、他社製品でも組み合わせて使用することは可能です。
だいぶ前にテストしたコマンドステーションとブースターの組み合わせの動作確認状況ですが、レンツのLV100は、システムワン、EassyDCCどちらでも使えました。システムワンの5AX2のブースターはレンツでは使用可能、EassyDCCのブースター3はレンツでは使用可能でした。
投稿者 air : 2004年02月01日 21:38
コマンドステーションとBOOSTERの組合わせは
要注意です。今BOOSTERも開発途上(時間が割けていない)
なのですが、苦労しています。
D101等は、コマンドステーションとBOOSTERが一体になっていますが、定義上はコマンドステーションとBOOSTERは別扱いです。
例えば、D社ではコマンドステーションの出力は、LOCONETケーブルの2つの線から出力しますし、L社のですと、右がわの,”CDE”のコネクタから出てますが、実はLV101はBOOSTERそのもので、SET02等ではあのスロットルの中にコマンドステーションが組み込まれています。
話はそれましたが、BOOSTER内部では信号は必ず遅延しています。
この遅延時間が機種間で微妙に異なります。
なぜ問題になるかというと、DCCは交流信号だからで、余りにも
遅延時間が異なると、出力が丁度重なってショート状態に陥ります。この時間が中途半端に短いと、ブレーカがうまく機能しませ
ん。
これは、BOOSTERセクションのギャップに12V球をつけるとにぎやかに点灯するのですぐわかります。実際機関車がギャップを跨いだ状態で停止させると、怪しげな音がします。長時間そこに留置すると
問題あるかもしれません。
DCCの出力はそれなりに強力ですから、パワー系は基本は同一メーカが推奨で、混在運用は応用編(弊社のもふくめて)とすべきでしょう。
出来れば、同一機種が望ましいと思います。
時間があれば、各社のオシロ波形をお見せしても良いのですが、
同一メーカ間でも微妙にずれがあります。たとえば、D101とDCS100
も少しずれていますが、ギリギリ許容範囲というところでしょうか。
投稿者 永末システム事務所 : 2004年02月01日 22:17
永末さんが書かれているように、ブースターとコマンドステーションを他のメーカ製を組み合わせるのは応用編ですね。
ただ、システムワンのマニュアルには、レンツLV100やデジトラックスのパワーステーションが使えると明記されていました。また結線方法もマニュアルに記載があります。
こういうコトも可能であるという一例で、推奨することでもないですね。
余談ですが
昔、マッキントッシュのソフトで、PCそのものをコマンドステーション&キャブにしてしまう物がありました。そのソフトを入れたマックに、EassyDCCのブースターをつないで遊んでいたことがありました。こんな遊び方も出来るのがDCCの楽しさなのですが・・
このソフトは開発者のHPごと消えてしまいましたが・・・
投稿者 air : 2004年02月01日 22:31
airさんは、大先輩のようですね、システムワン、EASYDCCは実物を
見たことが無いので、いろいろとご教授いただければ有難いです。
BOOSTER混在については
確かに、D101を衝動買いしてしまった元L社の愛好者には朗報かも
知れませんね。業者側からしてみれば、大いにやって結構ですが
自己責任でねというスタンスです。
そういえば、デコーダで石を焼いたときに自分で修理したいから
型番を教えてくれとためしに聞いてみたら快く教えてくれたりしました。
DIY文化が成熟しているのですね。まぁ民生品だったりすると裁判沙汰を恐れて駄目でしょうが。
マッキントシュのものは小生もHPで見たことがありました。
弊社の、DP1も似たようなコンセプトです。完全に、Windows系です。
実は、PCでDCCをコントロールするコンセプトは、KAMという会社が
特許をとっちゃっています。たしか、範囲は、プログラムでカスタマイズできるというあたりだった思いますが。
米国ビジネスの浅ましさが鼻につきますね、いやな時代です。
投稿者 永末システム事務所 : 2004年02月02日 00:02
新しい物好きで、出た当初からすぐに手を出していただけで、先輩とか言うものではありません。
EasyDCCの綴りが、Eassyになってましたね(笑)
ここは以前から別のコマンドコントロールシステムを出していたところですが、DCCが標準化されたときにこの製品を出しました。MR誌に記事が出ていたのを見て、キットを注文して組み立てました。
ここの製品は完成品とキットの二本立てで、電子回路の半田づけが好きな人にはキットがよいです。
私が購入した頃の製品は2デジット(1~99)までのアドレス設定しかできなかったのですが、最近の製品は4デジットになっています。2デジットの製品もロムアップグレードで4デジットに変更できるのですが、そのままにしてあります。完全にレイアウト組み込みを前提にした製品です。
HPはここです。
http://www.cvpusa.com/index.html
SystemOneは、出た当初からフルスペックの製品で最初からコマンドステーションに、RS232Cポートも、デコーダー書き換え用ソフトなどもありました。コマンドステーションもファーストクロックを内蔵し、大規模なクラブレイアウトでディスパッチャーなどをおいた大規模な運転などにも対応した製品です。またコンシストなどに対応したマクロ機能もあり、複雑な機関車の重連なども簡単にできるように考慮されていたりします。キャブにはスライド式とボタン式を内蔵し、切り替えてどちらかを使えるようにもなっています。
若干ボタンの操作感がよくないのがちょっと残念ですが。
NCEのシステムがSystemOneとほぼ同等の物です。
いろいろいじったんですが、一番好きなのはLenzかな・・まわし者ではありません(笑)
投稿者 air : 2004年02月02日 08:50
私は、D社のChief2が最初だったので、
評価のために、L社のSet2を入手したときには、
とっつきにくいスロットルだと思いました、
米国のレイアウトで操作しているのを見て、なるほど、以外に理にかなった
スロットルだと少し感心しました。
他人が操作しているのを観察して聞いてみるのも、良いですね。
スロットルだけは使い込むものですからね。
投稿者 永末システム事務所 : 2004年02月02日 09:50
皆さん、こんにちは。DCCで盛り上がってますね。
私はL社のSet-100を購入しました。
しかし、電源ユニット(LZV-100)が初期不良で、無償交換してもらいました。
コントローラーがボタン式なので、まだちょっと慣れない面もありますが、BACHMANのOn30 SHAYにPnP DSDを積んで、往復運転で楽しんでおります。
やっぱり音があるだけで楽しくなりますね。
今、懸案事項になっているのは、DCC対応のポイントのことです。
先日の鉄模連ショーで篠原さんがDCC対応ポイントの見本を展示していました。
CODE83ですので、ハーテルの路面軌道線路と線路形状が一致するのですが、いかんせんポイントが8番以上なので、路面向きではないですね。
CODE83には2Yとか2-1/2Yという、急カーブのYポイントがありますが、これもDCC対応してくれるとありがたいです。
あと、サウンドも電車(機関車、吊り掛け車etc)も出てくれると面白いと思うのですが、元が海外のデコーダーですので期待薄ですかね。
投稿者 木下Myabi : 2004年02月02日 13:35
木下Myabi さん
もしかするとヨーロッパのメーカーからなら、電機や電車のサウンドデコーダーが出ているかもと思い、検索をかけてみました。
http://www.loksound.de/
こんなメーカーのサイトが引っかかりました。互換性はどうか、とか、どうやって買うかなどという問題はありますが、一応電気機関車用のサウンドデコーダーはあるようです。ヨーロッパの鉄道には暗いのですけど、ディーゼル機関車に液体式があるなら、アメリカの機関車のサウンドより使い出があるかもしれないですね。
私がメインでやっているGゲージは、電機や電車のサウンドモジュールも発売されているので、HOクラスで「ない」のはちょっと意外でした。サウンドトラックスの寡占状態なら仕方がないのかなとは思いますが…。
ちなみにGゲージの電気機関車にサウンドを入れているのですが、サウンドOFFでは音もなく走る機関車が、ONでは実物からのサンプリング音が鳴っているのですが、まるで模型のモーターが調子悪くなったみたいな気になります(^^;
投稿者 青野 : 2004年02月02日 19:27
投稿者 青野 : 2004年02月02日 19:31
LokのサウンドデコーダーはPCから音を入れ替えたり出来るので、日本の音を仕込むことも出来ます。ただ、ソフトはすべてドイツ語・・さらにディーラーの問題もあります。
Rocoなどの製品に搭載された物を持っていますが音はまずまずです。
直接メーカーに問い合わせをしたところ、模型界では聞いたこともない会社名で日本のディーラーだといわれたのですが、電話番号もなかったのでその後問い合わせていません。一向に、日本で販売開始した様子もないのでどうなったのでしょうか・・・こういうディーラーならない方がよいかも・・・
同様に、オーストリアにもプログラム可能なデコーダーを販売しているメーカーがあります。
こちらも問い合わせたのですが、販売が銀行振り込みでどうのという面倒な感じで・・・やはりドイツ語のソフトが有れば書き換えられるようです。
英語の問い合わせに対する返事もぎこちなく、要を得ない感じです・・
ドイツ語はまったく出来ないので、躊躇したままになっています・・・
投稿者 air : 2004年02月02日 19:40
英語の通じるドイツの模型店を探すのが手っ取り早いのかなーという気もしますね。
投稿者 青野 : 2004年02月02日 19:57
air さん、さすがですね。どんな質問にも答えが出てくる感じです。
私もドイツ語は駄目です...
英国の会社はどうでしょうね。電車ならばありそうですけど。
「市電の音」とくれば、日本のメーカに期待するというところでしょうか。
投稿者 taknom : 2004年02月02日 21:09
SystemOne がクローズしたのはオーナーが亡くなったからだということを昨日はじめて知りました。雑誌(MRなど)にはどこかにでていたのでしょうが見落としていました。アメリカのDCC関係の知り合いに聞いたところそういう返事でした。NCEの製品(キャブその他)はSystemOneでそのまま使えるようです。
オーストリアの会社は、CT elektronikという会社です。
http://www.tran.at/
イギリスのDCC関係の会社は知りません。有るかもしれませんが、イギリス方面は雑誌も買っていないので解りません。
やはり日本の音は日本のメーカーに期待したいですね。永末さんどうでしょう?
投稿者 air : 2004年02月03日 08:30
サウンドの件は研究しています。
DSD程度の音質であれば目処が立ちそうです。
ただ、音源の入手は困難でしょう。著作権の問題もありますし。
あと、DSDの様に複数の音(etc.汽笛とブラスト音)を技術的に
どう処理するか研究中です。
当初は、携帯や家電で使われるLSIを狙っていましたが、入手が
あまりにも困難で断念しました。
かといって、プログラマブルLSIは、過酷な鉄道模型環境では
適さないようなので、やはり、DSD,MRCなどと同様のアプローチになりそうです。
コスト面もありますからね。TSUNAMIはDSPを使っているようですがどうコンパクトに
まとめるのか興味があります。
ディーゼルとか電車でしたら、安直にVoiceRecoder用のLSIもありかなと考えています。
投稿者 永末システム事務所 : 2004年02月05日 11:36
日本型モデル用のサウンドデコーダの登場を期待しています!
投稿者 taknom : 2004年02月07日 08:30
デコーダからコントローラへ応答を返す機能で実用化しているのは
D社のTranspondingだけですね。あれは、D社のシステムでしか通用しませんが、地上設備のみ整備すれば現行のシステムで実現できるという優れものだと思います。惜しむらくは、特許でしばってしまったことです。NMRAは特定の会社に利するものは採用しません。
それに対して、L社のRailComは、NMRAに採用されている大変優れた
システムですが、導入へのハードルが高すぎます。基本的に、地上設備は総入替と場合によっては、デコーダも入替する必要があります。これは、ようやく、日本でも ¥2,000-位で手に入るようになってきたデコーダが再び高価になってしまう可能性があります。
その点で、NMRAが採用しているからといって早々に普及するようには思えません。例の日立が開発している、ユビキタスチップですか?そのあたりの動向を見極めた方が賢明なようです。
D社のも、L社(NMRA)のものも列車検知についてはギャップを切るに事には変りはありませんからね。
投稿者 永末システム事務所 : 2004年01月31日 20:46
さっそくコメントをありがとうございました。
なるほど。キーワードは、Transponding と RailCom ですか。中身のことはこれらキーワードをもとに調べてみようと思います。どちらにしてもギャップが必要ということは、フィーダを付ける前に線路配置と合わせてよく考えておいた方がいいんでしょうね。
投稿者 taknom : 2004年01月31日 20:58
そうですね、例のユビキタスのようなものを使わない限り
ギャップは必要です。ただ、欧州でループコイルを
車輌に組み込むようなやつが製品化されていたと思いますね。
それで、DCCでもギャップを切って、在線検知をして
PCなりコマンドステーションにフィードバックする方式が
現在では主流です。勿論、どの列車が在線しているかどうかは、分かりません。
投稿者 永末システム事務所 : 2004年01月31日 21:27
こんにちは。車輌の位置検知はどれだけ必要性があるかどうかですよね・・車輌位置を使った信号システムまで発展させるか、大型クラブレイアウトぐらいでないと実際の利用方法が見えないのですが、何か他によい遊び方ってあるのでしょうか・・車輌を自動運転することが目的になるような遊び方でしょうか・・
永末さんが書かれているようにデジトラックスは独自路線を行く傾向があり、そのあたりがどうも引っかかるのです。その意味でこの規格の創始者でもあるレンツを支持したいというのが個人的思いです。
D101をテストしていて、高機能にはビックリするばかりです。昔の最上位機種といわれたシステムワンに近い機能を持っているばかりでなく、普及しやすいようにアナログパワーパックをつなげる機能まであるのですね。
タダちょっと気になる点もないわけではないので、その辺を含めてまた後でまとめてレポートします。
投稿者 air : 2004年02月01日 11:41
airさん こんにちは。
私もTranspondingについてはアメリカでも個人で大きなレイアウトとか、クラブレイアウトで同時に何列車も動かすような時には有用と思います。
日本ではクラブのモジュールレイアウト以外はとりあえず必要ないと思います。でも色々検討・研究の価値はありますね。
投稿者 Joke 機関車 : 2004年02月01日 12:16
こんばんは。
雑誌で新機能や位置検出の記事を見たので、興味を持っています。機能や使い方、遊び方など、どんなものなのか調べてみたいと思っています。
D101の使い勝手など、air さんの辛口のレポート(^^)も期待しています。
投稿者 taknom : 2004年02月01日 18:16
ところで、ちょっと話題が変わりますが、メーカ間のキャブの互換性はどうでしょうか。
例えば、D101を持っている時に、ディジトラックスのキャブはもちろん使えると思いますが、レンツやNCEのキャブをつないで使うことはできますでしょうか?
NCEのキャブはなかなかいいと伺ったので、D101につないで使えれば試してみたいと思っているのですが...
投稿者 taknom : 2004年02月01日 18:22
メーカ間のキャブ互換は"全くありません"が、
システム本体がD社の場合と、弊社(???)
の場合には、使えるアダプタは構想しています。
キャブには直接繋ぎませんが、他社のコマンドステーションから
出力されたDCC信号を読み取って、D社あるいは弊社(?)のキャブの信号に変換するような物にしようと思っています。
D101のアナログブリッジ機能と同様の発想です。
投稿者 永末システム事務所 : 2004年02月01日 18:28
さっそくの回答をありがとうございました。
DCCシステムを入手するときには、キャブ、コマンドステーション、ブースターを1社の製品で揃える必要があり、メーカ間の互換性があるのはコマンドステーションとデコーダの間と考えればいいでしょうか。
そうすると、D101を「戦略的に低価格」と言っておられたのもよく理解できます。D101につなぐキャブを買ってもらえば、次にシステムをアップグレードするときにも同一メーカになるはず...
個人のレイアウトでは問題にならないでしょうけれど、クラブの場合には、運転会に自分のキャブを持っていって使うには、クラブレイアウトとメーカを揃えておく必要があるということになりそうですね。
永末さんのコメントを拝見すると、何やら隠し球がありそうな感じですね。楽しみにしています。
投稿者 taknom : 2004年02月01日 18:43
DCCは基本的に、仕様の公開されたシステムなので
その気になればなんでもアリです。
ですから、投資コストは確かに重要ですが
スロットルの使い心地を最重視してもいいと思います。
あまり、ラジカルに考えすぎると1社統一みたいになって
つまらないような気がしています。
最も、私のようなガレージメーカはその辺のこだわりに対して
訴えていこうとしているわけです。
投稿者 永末システム事務所 : 2004年02月01日 19:43
なるほど。一般的に考えると条件がいろいろありそうですが、個人のレイアウトの場合は互換性についてはそう悩まなくてもいいですものね。基本機能や使い勝手の充実度と、新機能がどのていど必要か考えてみたいと思います。
投稿者 taknom : 2004年02月01日 20:53
話題が盛り上がっていますね。
D101を今日は色々いじっていたのですが、辛口の批評がしにくいぐらい良くできています。こんなに良くできて高機能なDCCエントリーモデルは無いです!まずこれを導入してから拡張という流れも十分に考慮されています。
Jump機能は個人が導入したときにボタン式ではないこのセットでもすぐに2列車運転を楽しめるなどよく考えられています。
直前に使っていたLocoを呼び出す機能がないようなので、その辺がちょっと使い勝手が悪いかなと思います。また、使用しているファンクションが表示されないのもちょっと使い勝手が悪く思えます。
ファンクションの設定で、各番号のLocoごとに、Fキーを押している間だけ動作するか、しないかが設定できないようなのはちょと不便かと思いました。現実に、F1にタイフォーンをセットした車輌があり、困ります。ちなみにLenzLH100+LZ100の組み合わせではそれぞれのアドレスごとに違う設定が出来ます。
Lenzデコーダーとの相性云々の話を聞いたのですが、今のところ古めのLE103などでも特に問題なくプログラムも動作もしています。そのうち動作確認したデコーダーをリストアップします。
まだまだ様々なシチエーションで使い込んでいないので良い点も悪い点も解りませんが、これからDCCをはじめてみたいという人にはかなりおすすめかも。
試したみたいテストとして、他の製品のブースター+リバースモジュールとしての動作確認などがあります。
話は変わりますが、パワーステーション(ブースター)などは、他社製品でも組み合わせて使用することは可能です。
だいぶ前にテストしたコマンドステーションとブースターの組み合わせの動作確認状況ですが、レンツのLV100は、システムワン、EassyDCCどちらでも使えました。システムワンの5AX2のブースターはレンツでは使用可能、EassyDCCのブースター3はレンツでは使用可能でした。
投稿者 air : 2004年02月01日 21:38
コマンドステーションとBOOSTERの組合わせは
要注意です。今BOOSTERも開発途上(時間が割けていない)
なのですが、苦労しています。
D101等は、コマンドステーションとBOOSTERが一体になっていますが、定義上はコマンドステーションとBOOSTERは別扱いです。
例えば、D社ではコマンドステーションの出力は、LOCONETケーブルの2つの線から出力しますし、L社のですと、右がわの,”CDE”のコネクタから出てますが、実はLV101はBOOSTERそのもので、SET02等ではあのスロットルの中にコマンドステーションが組み込まれています。
話はそれましたが、BOOSTER内部では信号は必ず遅延しています。
この遅延時間が機種間で微妙に異なります。
なぜ問題になるかというと、DCCは交流信号だからで、余りにも
遅延時間が異なると、出力が丁度重なってショート状態に陥ります。この時間が中途半端に短いと、ブレーカがうまく機能しませ
ん。
これは、BOOSTERセクションのギャップに12V球をつけるとにぎやかに点灯するのですぐわかります。実際機関車がギャップを跨いだ状態で停止させると、怪しげな音がします。長時間そこに留置すると
問題あるかもしれません。
DCCの出力はそれなりに強力ですから、パワー系は基本は同一メーカが推奨で、混在運用は応用編(弊社のもふくめて)とすべきでしょう。
出来れば、同一機種が望ましいと思います。
時間があれば、各社のオシロ波形をお見せしても良いのですが、
同一メーカ間でも微妙にずれがあります。たとえば、D101とDCS100
も少しずれていますが、ギリギリ許容範囲というところでしょうか。
投稿者 永末システム事務所 : 2004年02月01日 22:17
永末さんが書かれているように、ブースターとコマンドステーションを他のメーカ製を組み合わせるのは応用編ですね。
ただ、システムワンのマニュアルには、レンツLV100やデジトラックスのパワーステーションが使えると明記されていました。また結線方法もマニュアルに記載があります。
こういうコトも可能であるという一例で、推奨することでもないですね。
余談ですが
昔、マッキントッシュのソフトで、PCそのものをコマンドステーション&キャブにしてしまう物がありました。そのソフトを入れたマックに、EassyDCCのブースターをつないで遊んでいたことがありました。こんな遊び方も出来るのがDCCの楽しさなのですが・・
このソフトは開発者のHPごと消えてしまいましたが・・・
投稿者 air : 2004年02月01日 22:31
airさんは、大先輩のようですね、システムワン、EASYDCCは実物を
見たことが無いので、いろいろとご教授いただければ有難いです。
BOOSTER混在については
確かに、D101を衝動買いしてしまった元L社の愛好者には朗報かも
知れませんね。業者側からしてみれば、大いにやって結構ですが
自己責任でねというスタンスです。
そういえば、デコーダで石を焼いたときに自分で修理したいから
型番を教えてくれとためしに聞いてみたら快く教えてくれたりしました。
DIY文化が成熟しているのですね。まぁ民生品だったりすると裁判沙汰を恐れて駄目でしょうが。
マッキントシュのものは小生もHPで見たことがありました。
弊社の、DP1も似たようなコンセプトです。完全に、Windows系です。
実は、PCでDCCをコントロールするコンセプトは、KAMという会社が
特許をとっちゃっています。たしか、範囲は、プログラムでカスタマイズできるというあたりだった思いますが。
米国ビジネスの浅ましさが鼻につきますね、いやな時代です。
投稿者 永末システム事務所 : 2004年02月02日 00:02
新しい物好きで、出た当初からすぐに手を出していただけで、先輩とか言うものではありません。
EasyDCCの綴りが、Eassyになってましたね(笑)
ここは以前から別のコマンドコントロールシステムを出していたところですが、DCCが標準化されたときにこの製品を出しました。MR誌に記事が出ていたのを見て、キットを注文して組み立てました。
ここの製品は完成品とキットの二本立てで、電子回路の半田づけが好きな人にはキットがよいです。
私が購入した頃の製品は2デジット(1~99)までのアドレス設定しかできなかったのですが、最近の製品は4デジットになっています。2デジットの製品もロムアップグレードで4デジットに変更できるのですが、そのままにしてあります。完全にレイアウト組み込みを前提にした製品です。
HPはここです。
http://www.cvpusa.com/index.html
SystemOneは、出た当初からフルスペックの製品で最初からコマンドステーションに、RS232Cポートも、デコーダー書き換え用ソフトなどもありました。コマンドステーションもファーストクロックを内蔵し、大規模なクラブレイアウトでディスパッチャーなどをおいた大規模な運転などにも対応した製品です。またコンシストなどに対応したマクロ機能もあり、複雑な機関車の重連なども簡単にできるように考慮されていたりします。キャブにはスライド式とボタン式を内蔵し、切り替えてどちらかを使えるようにもなっています。
若干ボタンの操作感がよくないのがちょっと残念ですが。
NCEのシステムがSystemOneとほぼ同等の物です。
いろいろいじったんですが、一番好きなのはLenzかな・・まわし者ではありません(笑)
投稿者 air : 2004年02月02日 08:50
私は、D社のChief2が最初だったので、
評価のために、L社のSet2を入手したときには、
とっつきにくいスロットルだと思いました、
米国のレイアウトで操作しているのを見て、なるほど、以外に理にかなった
スロットルだと少し感心しました。
他人が操作しているのを観察して聞いてみるのも、良いですね。
スロットルだけは使い込むものですからね。
投稿者 永末システム事務所 : 2004年02月02日 09:50
皆さん、こんにちは。DCCで盛り上がってますね。
私はL社のSet-100を購入しました。
しかし、電源ユニット(LZV-100)が初期不良で、無償交換してもらいました。
コントローラーがボタン式なので、まだちょっと慣れない面もありますが、BACHMANのOn30 SHAYにPnP DSDを積んで、往復運転で楽しんでおります。
やっぱり音があるだけで楽しくなりますね。
今、懸案事項になっているのは、DCC対応のポイントのことです。
先日の鉄模連ショーで篠原さんがDCC対応ポイントの見本を展示していました。
CODE83ですので、ハーテルの路面軌道線路と線路形状が一致するのですが、いかんせんポイントが8番以上なので、路面向きではないですね。
CODE83には2Yとか2-1/2Yという、急カーブのYポイントがありますが、これもDCC対応してくれるとありがたいです。
あと、サウンドも電車(機関車、吊り掛け車etc)も出てくれると面白いと思うのですが、元が海外のデコーダーですので期待薄ですかね。
投稿者 木下Myabi : 2004年02月02日 13:35
木下Myabi さん
もしかするとヨーロッパのメーカーからなら、電機や電車のサウンドデコーダーが出ているかもと思い、検索をかけてみました。
http://www.loksound.de/
こんなメーカーのサイトが引っかかりました。互換性はどうか、とか、どうやって買うかなどという問題はありますが、一応電気機関車用のサウンドデコーダーはあるようです。ヨーロッパの鉄道には暗いのですけど、ディーゼル機関車に液体式があるなら、アメリカの機関車のサウンドより使い出があるかもしれないですね。
私がメインでやっているGゲージは、電機や電車のサウンドモジュールも発売されているので、HOクラスで「ない」のはちょっと意外でした。サウンドトラックスの寡占状態なら仕方がないのかなとは思いますが…。
ちなみにGゲージの電気機関車にサウンドを入れているのですが、サウンドOFFでは音もなく走る機関車が、ONでは実物からのサンプリング音が鳴っているのですが、まるで模型のモーターが調子悪くなったみたいな気になります(^^;
投稿者 青野 : 2004年02月02日 19:27
リンク先が微妙に違ってました。
http://www.loksound.de/
これでどうでしょう。
投稿者 青野 : 2004年02月02日 19:31
LokのサウンドデコーダーはPCから音を入れ替えたり出来るので、日本の音を仕込むことも出来ます。ただ、ソフトはすべてドイツ語・・さらにディーラーの問題もあります。
Rocoなどの製品に搭載された物を持っていますが音はまずまずです。
直接メーカーに問い合わせをしたところ、模型界では聞いたこともない会社名で日本のディーラーだといわれたのですが、電話番号もなかったのでその後問い合わせていません。一向に、日本で販売開始した様子もないのでどうなったのでしょうか・・・こういうディーラーならない方がよいかも・・・
同様に、オーストリアにもプログラム可能なデコーダーを販売しているメーカーがあります。
こちらも問い合わせたのですが、販売が銀行振り込みでどうのという面倒な感じで・・・やはりドイツ語のソフトが有れば書き換えられるようです。
英語の問い合わせに対する返事もぎこちなく、要を得ない感じです・・
ドイツ語はまったく出来ないので、躊躇したままになっています・・・
投稿者 air : 2004年02月02日 19:40
英語の通じるドイツの模型店を探すのが手っ取り早いのかなーという気もしますね。
投稿者 青野 : 2004年02月02日 19:57
air さん、さすがですね。どんな質問にも答えが出てくる感じです。
私もドイツ語は駄目です...
英国の会社はどうでしょうね。電車ならばありそうですけど。
「市電の音」とくれば、日本のメーカに期待するというところでしょうか。
投稿者 taknom : 2004年02月02日 21:09
SystemOne がクローズしたのはオーナーが亡くなったからだということを昨日はじめて知りました。雑誌(MRなど)にはどこかにでていたのでしょうが見落としていました。アメリカのDCC関係の知り合いに聞いたところそういう返事でした。NCEの製品(キャブその他)はSystemOneでそのまま使えるようです。
オーストリアの会社は、CT elektronikという会社です。
http://www.tran.at/
イギリスのDCC関係の会社は知りません。有るかもしれませんが、イギリス方面は雑誌も買っていないので解りません。
やはり日本の音は日本のメーカーに期待したいですね。永末さんどうでしょう?
投稿者 air : 2004年02月03日 08:30
サウンドの件は研究しています。
DSD程度の音質であれば目処が立ちそうです。
ただ、音源の入手は困難でしょう。著作権の問題もありますし。
あと、DSDの様に複数の音(etc.汽笛とブラスト音)を技術的に
どう処理するか研究中です。
当初は、携帯や家電で使われるLSIを狙っていましたが、入手が
あまりにも困難で断念しました。
かといって、プログラマブルLSIは、過酷な鉄道模型環境では
適さないようなので、やはり、DSD,MRCなどと同様のアプローチになりそうです。
コスト面もありますからね。TSUNAMIはDSPを使っているようですがどうコンパクトに
まとめるのか興味があります。
ディーゼルとか電車でしたら、安直にVoiceRecoder用のLSIもありかなと考えています。
投稿者 永末システム事務所 : 2004年02月05日 11:36
日本型モデル用のサウンドデコーダの登場を期待しています!
投稿者 taknom : 2004年02月07日 08:30