アンディ・ウィアー / 『火星の人』

アンディ・ウィアー 著の SF作品『火星の人』を読んでみました。Amazon Kindle や iBooks で電子版も出ています。

アンディ・ウィアー / 『火星の人』

リドリー・スコット監督の映画「オデッセイ」の原作ということで読んでみました。いろいろ前提条件に工夫してあるとはいえ、火星上で生き延びる過程を緻密なストーリーにしていて読み応えがあります。この話をどんな風に映像にするのか、来年2月の公開が楽しみです。

Wikipedia の項目「アンディ・ウィアー」を見てみたら、もとの英語原著はWebで無料で公開していた作品で、それをファンの要望に応じて Kindle で出版したのですね。今は紙でも出版されているようです。

iBooks で入手して iPad mini 4 で読んだのですが、案外本が読みやすくて最適サイズに感じました。iBooks の特徴である「スクロール」にすると、ページ境界に煩わされることなく巻物のように読めるのが便利です。iPhone Plus でも便利に読めそうです。

グイン・サーガの134巻、宵野 ゆめ 著の『売国妃シルヴィア』が Kindle で出ました

グイン・サーガの134巻、宵野 ゆめ 著の『売国妃シルヴィア』が Kindle でも出ました。

宵野 ゆめ / 売国妃シルヴィア グイン・サーガ [Kindle版]

栗本薫 氏が130巻の「見知らぬ明日」を未完にしたまま亡くなってから、グイン・サーガは宵野ゆめ氏と五代ゆう氏が書き継ぐことになったようですね。

グイン・サーガはKindleで発売開始になった時の半額セールで全巻揃えていたのですが、続巻も Kindle で読めるようになってきて嬉しいです。第1巻から全て読み直してから続編を読もうかと思っていたのですが、時間もかかりそうなので、続編も並行して読もうかな。

グイン・サーガ・ワールドも一応紙で買って裁断スキャンはしたのですが、結局面倒になって読んでいません。紙の方では外伝も書き継がれているようなので、こちらも Kindle で読めるようになることを期待しています。

小柳カヲル (著) 『クラウトロック大全』

小柳カヲル (著) の書籍、『クラウトロック大全』を買ってみました。

小柳カヲル (著) 『クラウトロック大全』Pヴァイン

1960年代末から1970年初め頃の、ちょうどプログレッシブ・ロックが英国で誕生した頃のドイツのロックをさす言葉で、クラフトワークやタンジェリン・ドリーム、カン、アシュ・ラ・テンペルなどが含まれるそうです。

ブログ記事で「電子書籍版もあって iPhone や Android で閲覧できる」というのを見かけて、紙の書籍を買ってみたのですが、Shinanodenshi.com という書店のサービスのみの対応で、この書店のアプリをインストールしてみる形式でガッカリ。iBooks や Kindle でリリースしてくれる方が読みやすいですし、せめて ePub 形式で出版してほしかったですね。

紙の本はあまり読む気がしないので、一応アプリも試してみようとは思っています。

桜坂洋 著 / All You Need Is Kill

トム・クルーズ主演で映画化されると映画館の宣伝で見て、原作である 桜坂洋 著の SF 小説『All You Need Is Kill』を Kindle で読んでみました。

桜坂洋 / All You Need Is Kill

Wikipedia を見ると、2004年の作品なのですね。面白くて読み始めたら止まらず、一気に読んでしまいました。他にはこのようなSFを書いていないようなのがちょっと残念。

ハリウッド映画の方は、タイトルが「Edge of Tomorrow」に変更されたようですね。日本の映画の方のタイトルも変えるのでしょうか。トレイラーを見ると、舞台も英国になったのかな?オタクっぽいところや登場人物が削られた感じなのは残念ですが、今年の夏だという映画公開を楽しみにしています。

小説『エンダーのゲーム』が Kindle, iBooks に載りました

来年1月18日から日本でも公開になる映画「エンダーのゲーム」の原作小説が、Kindle と iBooks に載りました。

エンダーのゲーム〔新訳版〕(上) [Kindle版]
エンダーのゲーム〔新訳版〕(下) [Kindle版]

しかし、この映画版の公式サイトはエヴァンゲリオンをへたくそに真似ていてセンス悪いですね。ちょっとガッカリ。

Kindle だけでなく iBooks にも載っています。どちらか選べるなら、iBooks の方がリーダーアプリの動作も機敏で滑らかな気がします。

それはともかく、映画を見る前に小説を、それも新訳版の電子書籍が読めるのは嬉しいです。映画では描かれないような心理的なエピソードや訓練シミュレーターの話をじっくり読んでみます。

DVD付き 進撃の巨人(11) 限定版

諫山 創 著のコミック『進撃の巨人』第11巻が8月9日発売予定です。

DVD付き 進撃の巨人(11)限定版

GWにまとめて1巻から最新刊の10巻までを電子書籍で読んだのですが、奇抜なだけではなくて興味深いストーリーです。社会に対する批判もちらっと感じたりして。エヴァンゲリオンの影響もあるのかなと思ったりします。11巻も電子書籍で読むつもりなのですが、前日談の「イルゼの手帳」を収録しているというDVDも観たいですね。どうしようかな。

谷本真由美 (@May_Roma) 著 『ノマドと社畜 ~ポスト3.11の働き方を真剣に考える[Kindle版]』

谷本真由美 (@May_Roma) 著 『ノマドと社畜 ~ポスト3.11の働き方を真剣に考える[Kindle版]』を読んでみました。

谷本真由美 (@May_Roma) 著 『ノマドと社畜 ~ポスト3.11の働き方を真剣に考える[Kindle版]』、朝日出版社 (2013)

会社に縛られずに、好きな仕事を好きなだけするという生き方が「ノマド」として日本で流行語になっているそうです。この浮ついた流行語に対して、著者の May_roma 氏が英国においてノマド的に働いている人たちの実情を紹介しています。

この本を読んで思ったのですが、日本だと「ノマド」というのはカッコいい生き方で、これを選択することができるかのように喧伝されていますけれど、むしろ厳しい労働環境、厳しい競争環境に否応無く投げ込まれると捉えた方が良いのではないでしょうか。

英国のノマド社会を作ったのは、ちょうど亡くなったばかりで、メディアは誉め称えても大衆からは嫌われているマーガレット・サッチャーだと思いますけれど、安倍自民党が推進するTPPも狙いは同じではないでしょうか。

雇用は不安定になり、外国人の労働者もたくさん入ってきて、仕事を取り合うようになった結果、企業は必要なときに安価に有能な労働者を雇用し、必要なくなったら切り離すだけです。安倍自民党と経団連が目指しているのはこういう社会ですね。

安倍自民党などを支持していると、本来はノマド的雇用形態に適していない、高度な職人的能力のない人までが、不安定で給与の叩かれるノマド的雇用に追いやられる社会になると思いますけれど、本当に皆がそれで良いのでしょうか。

そんな未来の日本社会を予見する本として、とても有益だと思います。読んでみてください。

Keith Emerson / キース・エマーソン自伝

Emerson, Lake & Palmer (ELP) のキーボードであったキース・エマーソンの『キース・エマーソン自伝』、4月15日発売予定です。

キース・エマーソン自伝

2004年に出版された、『Pictures of an Exhibitionist: From the Nice to Emerson Lake and Palmer – The True Story of the Man Who Changed the Sound of Rock』の翻訳なのでしょうね。

キース・エマーソンの自伝ですし、読んでみようと思います。でも、Kindle で出してほしいな。

惣本蒼 / 『呪街』 が Kindle と iBookstore に載っています

惣本蒼 著の『呪街』、全巻が Kindle と iBookstore に載っています。

惣本蒼 / 呪街 (1)
惣本蒼 / 呪街 (2)
惣本蒼 / 呪街 (3)
惣本蒼 / 呪街 (4)

以前アフタヌーンで読んでいて、紙の単行本も2巻までは買っていたのですが、そのあと紙の雑誌や本は買わなくなって、何となくそのままになっていました。

電子書籍でチェックしてみたら、Kindle と iBookstore の両方に載っています。

iBookstore が日本でサービスを始めるまでは Kindle でコミックを買っていました。でも、iBookstore と比べてみると、iBookstore のほうがきびきび動作すること、縦でも見開きページをスクロールしてみられること、また、最も重要な点として、Kindle よりも iBooksstore の方が画質が良いことなどから、コミックは iBooksstore の方で入手しようと思っています。

通常サイズで見ているとそんなに差は感じませんが、拡大してみると Kindle の画像はぼやけ気味なのに対し、iBooksstore の方はくっきりしています。絵であるコミックでは画質は大きな問題ですから、これは決定的な気がします。

『呪街』は4巻で完結しているのですね。ジャンルとしてはホラーに分類されているようですが、超能力を「呪い」として扱うこの作品の結末はどうなったのか、久しぶりに1巻から読んでみています。3巻まで読んだのですが、不気味なムードが圧倒的に面白いです。

孫崎享 著 『戦後史の正体』 「戦後再発見」双書 を読みました

孫崎享 著 『戦後史の正体』 「戦後再発見」双書 を読みました。残念ながら Kindle では出ていないので、裁断スキャンして iPad で読んでいます。

孫崎享 著 『戦後史の正体』 「戦後再発見」双書、創元社 (2012/07)

現代の社会を知るには、ここに至った近代の歴史を知ることが重要です。日本の学校の歴史では太平洋戦争敗戦以後の歴史に触れることは皆無ですから、自分で本を読んで学ぶ必要があります。

この本を読むと、いま社会で起きている問題も昨日今日に起こったことではなく、過去の経緯を引きずっていることがわかります。例えば、原子力発電所の問題は1960年代に、そして尖閣諸島の問題は敗戦処理の中で生じ、具体的な問題として1970年代に既に登場しています。また、TPP関連の問題も1990年代から始まっています。単独で急にひきおこされた問題なのではありませんから、最近のニュースを見ているだけでは問題の真相は理解できません。

これまでニュースなどを見ていて、「なぜこんな風になっているのだろう」と常々疑問に思っていたことの多くが、この本を読むことで理解できました。まさに、目から鱗が落ちる思いです。

この本は、現代につながる社会の実情を理解するための入り口として必読の書です。